月別アーカイブ: 2014年12月

“カニトマトクリームパスタ”

先日、なんと越前ガニをもらいました。もちろん“頂き物”を分けて頂いたのですが。

カニの身を全部だしてから調理をしよう(子どもが蟹は大好きだけど、皮膚が弱いので素手で持って食べると少しかゆくなってしまう)と思いネットでカニレシピ探していました。

殻ごと味噌汁にという美味しそうなレシピも魅力的でしたが、今日は、ほぐした身&カニ味噌を使ったレシピで…  カニのクリームパスタがいいかも!味噌も入れて作ってって書いてあるし、何よりとても美味しそう。にんにくも、残ってる生クリームも、トマト缶は常備してあるから、よし調理開始~、私の中ではトマト&クリームのパスタは贅沢感のあるパスタで、それにカニの身&カニ味噌も入れるなんて…なんてなんて贅沢(笑)。

最後の皿に残ったソースまでフランスパンと食べました。レストランで食事をしたかのような美味しさでした。

越前ガニをくれた方、カニトマトクリームパスタレシピを載せてくれた方にすごく感謝したいです!

また越前ガニ来ないかな~。

ダンゴムシの真実

先日、3歳の娘と某子供向け番組を見ていたときのこと。

「ダンゴムシと同じ仲間はどれ?1、ちょうちょ 2、エビやカニ 3、へび」(三択内容はうろ覚え)という問題が流れた。登場キャラクターたちが「1番のちょうちょ~!」と答えると「答えは…2番のエビやカニの仲間」という衝撃の答えが…!「ええ~っ!」と驚くキャラクターたちと一緒にテレビの前で驚く私と、それを見て真似して驚く娘(笑)
まさかダンゴムシが甲殻類だったとは…。でも考えてみれば、足が6本じゃない(14本らしい)時点で虫ではないと気付き、なんだか一人で恥ずかしい気分になってしまった。しかし、ダンゴムシが虫じゃないとしても、なんとなく甲殻類=水中生物というイメージがあったから甲殻類だったことにはやはり意外性を感じる。

「こいつはエビやカニと同じ仲間なのか…」と思いながら、自宅の庭の石の影でうろちょろしているダンゴムシを見つめていると、その姿が最近テレビで観たある生物と重なった。それはダイオウグソクムシ。何年も餌を食べることを拒否し、「今月も捕食せず」とニュースになり、水族館ではぬいぐるみが人気だという深海生物。最近とうとうお亡くなりになってしまったそうだが、あれにもダンゴムシ同様「ムシ」という名が付けられているなと思い調べてみたところ、やはりダイオウグソクムシも甲殻類らしい。ただ、ダンゴムシよりはフナムシに近いようだ。そして、ここで気になる記述を発見。「素揚げにすると美味らしい」…え?あれ…食べるの?どうやら、地域によっては食べるところもあるらしい。やはり甲殻類だから、エビやカニと同等という考えなのかもしれないが、あの厳ついダイオウグソクムシを最初に食べた人はなかなかのチャレンジャーだと思う。ちなみに、ダンゴムシも食用がいるという。ポップコーンのように炒って、弾けた頃が食べ頃☆だそうだ…。衝撃すぎて何も言えない。ほのぼの子供番組をきっかけに、とんでもないダンゴムシの真実を知ってしまった。

カニの歴史(越前ガニ)

冬の味覚の王様であり、福井県の特産品でもある越前ガニ。一体越前ガニは、いつから越前ガニとして人々にここまで愛されるようになったのか。その歴史を探ってみよう。

越前ガニ、という名称は安土桃山時代に三条西実隆によって書かれた日記の中に書かれている記述がその最古であるらしい。永正15(1511)年3月20日の日記には「伯少将送越前蟹一折」翌21日の日記には「越前蟹一折遣竜崎許了」と書かれている。三条西実隆は京都に住んでいたというので、安土桃山時代にはすでに越前で獲られた越前ガニが京都まで運ばれていたということがわかる。また越前ガニというブランド名がつけられているカニは和名をズワイガニというのだが、ズワイガニという名称が出てくる最も古い記録は今をさかのぼること300年前の江戸時代の享保年間に書かれた『越前国福井領産物』である。ズワイガニの語源については諸説あるが、最も信頼できそうなものは漢字の「楚」に由来するというものであるという。この字は古くは若い枝の細くまっすぐなものの事を意味し、これがなまって「ズワイ」となったといわれている。ズワイガニの手足の細長さをよく表した名前であるといえる。「すわえ」とも読まれ1600年代には全国に先駆けて若狭湾の沖合で舟を錨で固定し、網を手で手繰り寄せる「沖手繰り網」が行われるようになり、1700年代には風力を利用して網を引き回す「打瀬網」が行われるようになったためにより深いところでの漁に成功。越前ガニの漁獲量は徐々に増加をしていっていたと考えられる。ちなみに、現在は底引き網漁が行われている。その後越前ガニは明治時代から代々の天皇に三国港で獲れたカニを献上しているために、献上ガニとしても知られている。献上は大正11(1922)年から戦後3年間と昭和天皇崩御の年を除き、毎シーズン行われているという。

越前がにはズワイガニ!

カニがおいしい季節がやってきた。一口にカニ、といってもその種類は様々である。数多くあるカニの種類の中のその中の一つが越前ガニである。越前ガニとは一体どのような種類のカニなのだろうか。実は越前ガニという名前のカニは存在しないのだ。越前ガニというのは、カニの種類ではなくブランド名である。越前ガニ、というブランド名がついているカニはズワイガニという種類のカニである。越前ガニの他にも、水揚げされる地域によって松葉ガニ、間ガニ、津居山ガニ、加能ガニなどの様々なブランド名があるようだ。所属港ごとに発行されるタグをカニの足に取り付けて他のカニと区別している。

ズワイガニは深海に生息する食用のカニで日本の他にもロシア、アメリカ合衆国のアラスカ州、カナダなどに生息しているようだ。日本においては山口県以北の日本海、茨城県以北の北太平洋、オホーツク海などに生息しているという。おもな生息域は水深200~600mの深海で、0度から3度くらいの水温を好むという。深海域に生息しているために、脱皮、季節移動、寿命などの細かい生態についてはあまり解明されていない。ズワイガニは雑食性だが肉食性が強く、貝類や多毛類を食べるという。また、海底に落ちた魚介類等の死骸や脱皮した自分自身の殻まで食べるらしい。冬の味覚として名高いカニであるというのにそんなものを食べて大きくなっているなんて驚きである。暗赤色の体に10本の足が生えている。足の長さは大きなオスだと広げた状態で70センチほどになるものもいるそうだ。ズワイガニはオスとメスを比較してオスの方が格段に大きく、オスの甲羅の幅は大きいもので14センチほどだが、メスはその半分くらいだという。オスとメスではあまりにも大きさが違うために越前ガニなどのブランド名をつけられるのはオスのズワイガニである。ちなみにズワイガニの「ズワイ」というのは、細い枝を指す古語である「すわえ」がなまったものだという説がある。

普段から、冬の味覚として塩ゆでやカニ鍋としてなんとなく口にしている越前ガニであるが、調べてみるとなかなか興味深い点がたくさんある。カニ、と一口に言ってもなかなか奥が深い。たまには自分の身近な食材などについて調べてみると新たな発見がたくさんあって面白いかもしれない。