ズボガニとは

「福井の地元の人は越前がになんか食べないよ、セイコガニかズボガニしか食べないよ」地元の人はそんなことをよく言う。やはり越前がには高級なのだろう。越前がには、地元だからといってそうそう食べられるものではないらしい。裏を返せばそれほど越前がには高級だということだ。だから代用といっては語弊があるかもしれないが、越前がにのかわりにズボガニがよく食べられるようだ。ズボガニの名前の由来はとても安直でわかりやすい。越前ガニは脱皮を10回以上繰り返す。その脱皮したばかりの状態をズボガニという。その状態の蟹の足の身を取るとき、身を引き抜くと「ズボッ」という感じできれいに引き抜くことができる。だから「ズボガニ」と言われるらしい。別名を「水がに」ともいう。この名前も非常にわかりやすい。この状態の蟹は非常に水っぽい。だから「水がに」とよぶ。

福井の人たちはとても素直でまっすぐだ。だからこんなまっすぐな直球的呼び方をするのだろう。