カニあんかけチャーハン

チャーハンと言えば男の料理!重い中華鍋を片手で振って作る、そんなイメージがあります。中華鍋は火力が強いので振っているだけであって一般的なフライパンでは振らない方が火が通るみたいですね。でも世の中の男性はフライパンを振るのがかっこいいとかおいしくなるとか思っている人が多いのだとか(笑)私の旦那もその一人っであります・・。フライパンを使わせるとこれでもかと振っている!中身は98パーセントくらいの確率でコンロの周りに飛び散るし・・誰が掃除するんだよって感じです。フライパンの話はさておき、ただのチャーハンもあんかけにするとグレートがアップする気がします。さらにそのあんにカニが入っているだけで高級中華料理のよう。カニが少し余ったらチャーハンのあんに混ぜちゃいましょう!!

蟹のエコクッキング

年に一度あるかないかという事なのですがひたすら茹でた蟹を食べることがあります。蟹でお腹が膨れるなんてなんて幸せなことでしょう(笑)足がきれいに剥けると結構ウレシイですよね。我が家ではみんなが中身だけを食べたその殻を集めて出汁をとります。殻を細かくして薬味をいれフライパンで炒った後小鍋に移し替えてくつくつと煮込み、ザルで濾して完成!お味噌汁や雑炊、茶わん蒸しに使うととてもおいしいのです。ちなみにタラバガニより越前ガニの方が出汁がよくでる気がします。

ワタリガニはどこを渡る?

いつもはズワイガニや越前ガニ、毛ガニを食べることが多いのですが(多いと言っても特別なときだけ)今回は初めてワタリガニを食べてみました!ワタリガニは甲羅が楕円型で脚が青みがかっているのが特徴です。大きさも結構小さいです。始めはこんな小さいカニに食べるところなんてあるのかな~って疑っていましたが甲羅の中に身とカニみそがぎっしり詰まっていてとてもおいしかったです。ワタリガニという名前なのだからてっきり渡り鳥みたいに遠いところからやってくるカニだと思っていたのに調べてみると全然そんなことなくて・・しいて言えばカニなのに泳ぐためのひれがついているから他のカニよりも自力で移動するって感じ(笑)もうヒレガニでいいんじゃないかな~(^<^)ワタリガニはスーパーで時々売られているので良かったらみなさんも食べてみてくださいね。

子供たちの沈黙

「蟹を食べ始めると無口になる」とは、昔からよく言われますよね(笑)確かに蟹は魚と違って殻も厚く構造が複雑なので身を取り出すのにちょっと手間がかかるから、いつもはうるさい子供たちも蟹を食べる時だけは静かになる、と2児の母の友人は言っていました。でも中には蟹の達人、玄人みたいな方もいて、他の料理となんら変わらずにおしゃべりしながら食べていましたよ。もう手際の良さが全然違うんです!これには色々な意味で驚きました。だって食べなれてるってことはよく蟹を食べる人(お金持ち?)って思ってしまうから・・(笑)それはさておき、かにみそは好き嫌いが分かれるものですが私は大好きです!あの苦味は癖になる。カニの甲羅に日本酒を入れて飲むことも好きですよ。こうやって書くとなんかおじさんっぽいですけど大人の皆さんにはぜひぜひ試してもらいたいです!

カニかまぼこについて

カニかまぼこ(通称カニカマ)と呼ばれる食品をみなさんも一度は口にしたことがあるかと思います。カニカマは日本で生まれ、今や世界中で食べられている食品です。海外では日本より人気があったりするみたいですし、サラダやサンドイッチ、寿司ネタなどさまざまな料理に活用できます。実は大変お恥ずかしい話なのですが、私は結構いい年になるまでカニカマは蟹からできていると思っていました。しかしカニカマは魚肉の練り製品なんですよね(笑)最近ではより蟹に近いものが発売されたりして私以外にも勘違いしてる人がたくさんいるんじゃないかな~?この前何かのテレビ番組で海外の方がほとんど勘違いしているのを見て思わず笑ってしまいましたよ。「カニカマに蟹は入っていません」「オーマイガー!」みたいなやりとりが本当に面白かったです。

越前の特産品

福井県、越前の特産品として真っ先に挙げられるのが、冬の味覚の王様としても有名な越前ガニではないだろうか。冬の到来とともに漁が解禁されて、多くの人々をその味で楽しませてくれる。実は越前には、この越前ガニの他にも様々な特産品がある。その一つとして挙げられるのが、へしこである。へしこというのは、福井の冬の重要な保存食である。サンマ、イカなど様々な海産物で作られるへしこであるが、特に有名なのがサバのへしこだという。その起源は江戸時代の中ごろといわれており、古くからこの地域で親しまれてきた食べ物であるということがわかる。へしこは、新鮮な魚を水洗いして塩漬けにしたのちに糠漬けにする。そのまま一年ほど待つと、魚が塩と糠によって熟成されて冬の越前の味覚が完成するという。へしこはお酒の肴になるほか、お茶漬けとの相性もいいようだ。また、越前は水仙でも有名である。越前海岸は房総半島、淡路島と並んで水仙の日本三大群生地の一つとして知られており、冬の越前の見どころとなっているほか、越前の水仙は日本全国に出荷されているそうだ。
また、越前焼きも越前が誇る特産品の一つである。日本六古窯に数えられる越前焼きは、瀬戸、常滑、信楽、丹波、備前と並んで長い歴史を持つ焼き物だそうだ。その歴史は平安時代末期までさかのぼり、現在では200あまりの当時の窯が発見されているという。これらの窯では、かめ、つぼ、すり鉢、とっくり、などの日用品が焼かれていたようだ。現在でも、食器、茶器をはじめとするさまざまな焼き物が越前の窯で焼かれているのだという。
そのほか、たけのこも越前の特産品の一つとして知られている。越前のたけのこは赤土で育つために甘味があって柔らかく、またアクが少ないことが特徴だという。
越前の特産品というと、越前ガニをはじめとする海産物を想像してしまいがちである。越前には、新鮮な海産物はもちろん豊富にあるが、そのほかにもさまざまな特産品が存在しており、とても魅力的な地域であるということがよくわかる。

越の国 Ⅴ

福井県越前市東千福町に全国でも珍しい寝殿造庭園の公園があります。…その名称は「紫式部公園」。昭和58年(1983年)の都市計画事業に伴って建造されたとのことです。
紫式部といえば平安時代中期の女流作家・歌人で、源氏物語の作者としても、百人一首57番の作者で、中古三十六歌仙の一人としても有名ですよね。

紫式部と越前市はどんな関係があるのでしょうか?
■武生市に訪れた経緯
紫式部が、都(現在の京都)を離れて越前の国(現在の福井県武生市)に向かったのは、長徳2年(996年)の夏であったとされています。官途から遠ざかっていた父の藤原為時が、春の除目で帝に文を奉り、やっと大国である越前の国守に任じられ、式部はその父とともに国府があった現在の福井県武生市にやってきたのです。天延元年(973年)に生誕した説に従えば式部23歳のころでした。

「紫式部集」によれば、当時彼女には、「姉妹」の契りを結んだ親友がいました。式部はたった一人の姉を失い、友人は妹を失い、お互いを慰めあっていました。ところが父に従って式部は越前へ向かうことが決定し、同じくその親友も筑紫へ向かうこととなり、二人は離れ離れになることになってしまったのでした。その時を示す和歌が以下のものになります。

◇北へゆく雁のつばさにことづてよ雲の上がきかき絶えずして」
(北へ帰っていく雁の翼をかりて便りをください。雲の上を掻くように何度も書いて下さいね。)

◇行きめぐり誰も都にかへる山いつはたと聞く程のはるけさ
(遠く離れた国々をめぐり歩いても、やがては誰もが都に帰るのでしょうが、「かへる山」「いつはた」というあなたが向かうお国の地名を聞くにつけても、はるか先のように思われてしまいます。)

前者が紫式部のもので、後の歌は友人の返歌です。「かへる(鹿蒜・帰)」とは(現在の福井県南条郡今庄町)、「いつはた(五幡)」とは(現在の福井県敦賀市の東部)のことを指していて、ともに越前の国の地名だったといいます。          …つづく

越前万歳

越前ガニなどで有名な福井県の越前の伝統芸能に越前万歳(えちぜんまんざい)というものがある。越前市味真野地区や土大坪地区に伝えられた新春の祝福芸で、古くは野大坪万歳といわれていたのだという。
1995年12月26日に国の重要無形民俗文化財に指定されて、現在は越前万歳保存会によって管理されている。継体天皇にまつわる伝説なども残されているが、その起源などの詳細についてはわかっていないのだという。
現在のような形になったのは江戸時代と考えられており、その頃には越前の各藩はもちろんのこと、加賀の金沢の城下でも越前万歳が演じられていたのだという。演目については、かつては48段あったといわれているが、現在はそのうちの8段ほどが継承されているという。
万歳、とは今の私たちには少し馴染みの薄い伝統芸能かもしれない。日本に古くから伝わる伝統芸能の一つで、新年の言祝ぎの話芸として全国で興ったもので、現在の漫才の元になったものだという。地名を冠して区別することが多く、越前万歳もその中の一つである。
万歳は、話芸とはいってもただしゃべるだけでなく、扇などの小道具や衣装、三味線や太鼓などの楽器を用いて演じられるものである。話の内容だけでなく、衣装や小物を見て、視覚からも楽しむ事が出来る伝統芸能なのである。
越前万歳の特徴は小さい締め太鼓をエゴの木で弓形に作ったバチでたたくことだという。新年になると、越前万歳は神社に奉納されるほか、一般の人々に向けても上演されるなど、現在までしっかりとその伝統は受け継がれている。

カニは和風でも洋風でも…

冬は、海の味覚がおいしい季節である。やはり、季節のものはその旬の時期に食べるのが一番おいしい。冬が旬の食べ物として真っ先に思い浮かぶのが、カニである。カニを食べなければ冬を終えることはできないのではないのだろうか。というのは言い過ぎかもしれないが、この時期に味わうカニ料理は本当に格別である。カニ料理と一口の言ってもその種類というのはさまざまである。まず、一番オーソドックスでぱっと思いつくのは蒸したカニである。蒸して赤くなったカニの足からぷりぷりの身を頬張るのは、何とも言えない最高の気分である。また、この季節に食べるかに鍋も最高においしい。カニから出た良い出汁がお野菜にも染み込んではしが止まらなくなってしまう。しめに、お鍋の中にご飯を加えてカニ雑炊にするのもいいのではないだろうか。このおいしさはもう説明するまでもないと思うが、お野菜とカニから出た良い出汁で味わうごはんというのは最高で、口の中に入れた瞬間に幸せがふわっと広がるだろう。和風の料理だとこの他にも、カニの茶わん蒸しやカニ飯、などまだまだおいしい料理がたくさんあるがカニ料理は和食の他にも洋食でもおいしいものがたくさんある。その筆頭として挙げられるのがカニクリームコロッケではないだろうか。サクサクの衣の中から出てくるとろとろアツアツのクリームに包まれた味わい深いカニ!カニはクリームなどとの相性も良く、しっかりとした味のクリームの中にいてもその存在感をきちんと示してくれる。グラタンなどにカニを入れるのもとてもおいしい。カニ料理は中華でもおいしい料理がたくさんある。ふわふわの卵とカニの相性が抜群なカニ玉やカニのあんかけチャーハンなどその種類はさまざまである。こうして見てみると、カニを使った料理というのは本当に種類が豊富でどれもおいしいものばかりなので毎日でもカニ料理を食べたくなってしまうほどである。

福井の野鳥

■福井県大野市、野鳥のレストラン開店!

福井県大野市南六呂師の県自然保護センターにて、先月6日、恒例の野鳥観察イベント窓のガラス越しに野鳥の姿が楽しめる「冬の野鳥のレストラン」が「開店」しました。
野鳥が餌をついばむ姿を室内から観察できるとあってファンに好評で、昨年は期間中2000人もの人が来場したそうです。今年は屋外に写真撮影用の小屋を設置し、多様な楽しみ方を提案しております。2月28日まで。

レストランの「営業開始初日」となったこの日は、雨の中、職員たちが餌台を設置。ヤマガラやゴジュウカラ、カケスなどが次々と現れ、餌をくわえ飛び立つ姿が見られました。同センターの加藤幸洋さんは「暖かい部屋から間近で見られる。野鳥の色や鳴き声、しぐさを楽しんでほしい」とコメントしております。
■2階には餌台・集音マイクを設置
同センターでは毎年、鳥の餌付けを行っており、同イベントは10年前から実施しております。餌台を同センター2階の「森の学習室」の窓の外と塀の上に設置し、ヒマワリの種や混合餌を置きます。枝に雪がかぶり、食べ物が少なくなる冬季、餌台を設置することで、さまざまな種類の野鳥が集まるのが特徴!同センター周辺の林の木々にも餌台や巣箱を取り付け、牛脂やゴミムシの幼虫、果物を用意。集音マイクを通して鳥の鳴き声や餌をついばむ音も楽しむことができます。昨年は珍しいアカゲラ、オオアカゲラなども姿を見せたといいます。また今年は高さ、幅、奥行きともに約2メートルの木製の小屋を準備。林に置いて、さらに近距離で野鳥の姿を写真に収めることができるそうです。

現在時期的に野鳥観察スポットは各地で賑わいを見せているそうです。お近くにありましたら、是非足を運んでみてはいかがでしょうか!