ダンゴムシの真実

先日、3歳の娘と某子供向け番組を見ていたときのこと。

「ダンゴムシと同じ仲間はどれ?1、ちょうちょ 2、エビやカニ 3、へび」(三択内容はうろ覚え)という問題が流れた。登場キャラクターたちが「1番のちょうちょ~!」と答えると「答えは…2番のエビやカニの仲間」という衝撃の答えが…!「ええ~っ!」と驚くキャラクターたちと一緒にテレビの前で驚く私と、それを見て真似して驚く娘(笑)
まさかダンゴムシが甲殻類だったとは…。でも考えてみれば、足が6本じゃない(14本らしい)時点で虫ではないと気付き、なんだか一人で恥ずかしい気分になってしまった。しかし、ダンゴムシが虫じゃないとしても、なんとなく甲殻類=水中生物というイメージがあったから甲殻類だったことにはやはり意外性を感じる。

「こいつはエビやカニと同じ仲間なのか…」と思いながら、自宅の庭の石の影でうろちょろしているダンゴムシを見つめていると、その姿が最近テレビで観たある生物と重なった。それはダイオウグソクムシ。何年も餌を食べることを拒否し、「今月も捕食せず」とニュースになり、水族館ではぬいぐるみが人気だという深海生物。最近とうとうお亡くなりになってしまったそうだが、あれにもダンゴムシ同様「ムシ」という名が付けられているなと思い調べてみたところ、やはりダイオウグソクムシも甲殻類らしい。ただ、ダンゴムシよりはフナムシに近いようだ。そして、ここで気になる記述を発見。「素揚げにすると美味らしい」…え?あれ…食べるの?どうやら、地域によっては食べるところもあるらしい。やはり甲殻類だから、エビやカニと同等という考えなのかもしれないが、あの厳ついダイオウグソクムシを最初に食べた人はなかなかのチャレンジャーだと思う。ちなみに、ダンゴムシも食用がいるという。ポップコーンのように炒って、弾けた頃が食べ頃☆だそうだ…。衝撃すぎて何も言えない。ほのぼの子供番組をきっかけに、とんでもないダンゴムシの真実を知ってしまった。