■福井県大野市、野鳥のレストラン開店!
福井県大野市南六呂師の県自然保護センターにて、先月6日、恒例の野鳥観察イベント窓のガラス越しに野鳥の姿が楽しめる「冬の野鳥のレストラン」が「開店」しました。
野鳥が餌をついばむ姿を室内から観察できるとあってファンに好評で、昨年は期間中2000人もの人が来場したそうです。今年は屋外に写真撮影用の小屋を設置し、多様な楽しみ方を提案しております。2月28日まで。
レストランの「営業開始初日」となったこの日は、雨の中、職員たちが餌台を設置。ヤマガラやゴジュウカラ、カケスなどが次々と現れ、餌をくわえ飛び立つ姿が見られました。同センターの加藤幸洋さんは「暖かい部屋から間近で見られる。野鳥の色や鳴き声、しぐさを楽しんでほしい」とコメントしております。
■2階には餌台・集音マイクを設置
同センターでは毎年、鳥の餌付けを行っており、同イベントは10年前から実施しております。餌台を同センター2階の「森の学習室」の窓の外と塀の上に設置し、ヒマワリの種や混合餌を置きます。枝に雪がかぶり、食べ物が少なくなる冬季、餌台を設置することで、さまざまな種類の野鳥が集まるのが特徴!同センター周辺の林の木々にも餌台や巣箱を取り付け、牛脂やゴミムシの幼虫、果物を用意。集音マイクを通して鳥の鳴き声や餌をついばむ音も楽しむことができます。昨年は珍しいアカゲラ、オオアカゲラなども姿を見せたといいます。また今年は高さ、幅、奥行きともに約2メートルの木製の小屋を準備。林に置いて、さらに近距離で野鳥の姿を写真に収めることができるそうです。
現在時期的に野鳥観察スポットは各地で賑わいを見せているそうです。お近くにありましたら、是非足を運んでみてはいかがでしょうか!